2022年10月より、災害発生時に支援が必要な高齢者や乳幼児などの「要配慮者」を、普段から地域で支える仕組み作りとして「つながる防災プロジェクト」がスタートし、1年間で約72回のイベントを開催、約6,000人を超える参加者と活動することができました。
【背景】
近年、災害時に支援が必要となる要配慮者への対応が大きな社会課題となっています。要配慮者とは災害時に特に配慮が必要な方々として、災害対策基本法で規定される方々のことです。
具体的には、高齢者や乳幼児、妊産婦、障がい者、外国人などが含まれます。
2018年の岡山県真備町の水害では、お亡くなりになった51人中42人が要配慮者の方であったと言われています。
この課題に損害保険会社として貢献すべく、「つながる防災プロジェクト」を企画しました。
【活動内容】
特定非営利活動法人日本NPOセンターおよび一般財団法人児童健全育成推進財団の連携のもと、各地の児童館運営組織が主体となり、地域自治体や支援団体と連携し、要配慮者との防災マップ作りや訓練、講演会など市民参加型の防災イベントなどを開催します。
損害保険ジャパンは、この要配慮者を包摂した防災・減災で「つながる取組み」に対して助成を行います。
これにより、自治体や地域住民なども含めて要配慮者を取り残さない「人と人」が「つながる」「防災」への取り組みを支援するプロジェクトとなっています。
2023年10月~2024年9月 取組エリア
〇新潟県 燕市 燕市児童研修館「こどもの森」
〇茨城県 つくばみらい市 小絹児童館
〇兵庫県 宝塚市 中筋児童館
〇徳島県 吉野川市 鴨島児童館
徳島市 上八万児童館
〇沖縄市 那覇市 那覇市安謝児童館
是非、行ける機会がありましたら参加してみてください。
専用ホームページで取組みのスケジュールや内容を確認できます。
http://tsunagaru-bousai-pj.net/
つながる防災プロジェクトのしくみ
お客さまにWeb約款をご選択いただくことにより寄付を行います。
※Web約款とは?
⇒Web約款とは、保険などの契約書を「紙」の印刷物ではなく、ホームページ上で閲覧できる仕組みです。
※寄付の仕組み
⇒損保ジャパンの自動車保険等のお客さまに契約時、「Web証券」や「Web約款」を選択いただいた場合や自動車事故の修理時にリサイクル部品などを活用いただくことにより、損保ジャパンが取り組む地域貢献プロジェクトの取り組みへ寄付を行います。つながる防災プロジェクトは、そのひとつです。